【単体考察】木の実レボルト
どうも、ナマコです。今回は耐久振りのバンジボルトについて考察して見ました。少し長くなりましたが、暇な人は弱者の戯れ言にお付き合いください。
○なぜ木の実を食べる白いおじさんを考察したのか
シーズン3一位のアーモンドさんの構築をみていたら、Dに厚いオボンボルトを使っていて、ボルトロスをサイクル下のクッションとして使うということがとても面白そうだと思いました。
そもそもクッションとは、ということですが、
「エース二体の中継地点」
という風に僕は捉えています。分かりにくいので具体例で考えてみると、例えば
味方
少し削れているが、裏に役割を持てる
相手
HPまんたんの
という対面ができたとします。そして味方の裏にはがいて、を一撃で落とせる炎Zを持っているとします。当然、はとっておきたいので、交代を用いてとの対面を作りたいですね。
しかし、素引きして、交代際にゴーストZなどを撃たれると、はあっけなく散っていってしまいます。そこで輝くのがクッションです。
に向かってを後投げすると、相手のZ技を受けきれます。ができることはどくどくくらいなので、ここで被害を最低限に抑えて安全にを投げることができるわけです。
Z技がある7世代では、安易な交代はそのままサイクルの崩壊を招く恐れがありますので、このクッションという役割は攻撃的なサイクルをしていく上でほぼ必須の存在となります。
そして、第7世代でクッションに必要な条件は、
①エース二人の中間地点となれる(上述した通り)
②の技を耐え、化けの皮をはがしてエースに繋ぐことができる
③サイクルパが苦手とする展開系に耐性がある
という3つだと考えました。は、このすべての条件に当てはまっているため、多くのサイクルパで使われる、ということです。
話がそれましたが、僕は、白いおっさんもこの条件に当てはまっていることに気付き、さらにと違って対地面、対水の性能が高いことから、とは別の役割を持てるを考えました。
○調整など
霊獣ボルトロス@バンジの実
ひかえめ ちくでん(この特性と合わせて耐性が優秀なため、①の条件達成)
184(236)-x-108(132)-187(36)-110(68)-126(36)
ボルトチェンジ、草結び、目覚めるパワー氷、挑発(③の条件)
H:4n
B:A156ミミッキュのぽかぼかフレンドタイム確定耐え(②の条件)、木の実発動してじゃれつくを確定耐え
A182岩石封じをバンジの実込みで超高乱数3耐え
A207メガギャラドスの+1氷のキバを確定耐え、木の実発動
C:あまり、11n、165-110ランドロスを目覚めるパワー氷で確定一発
D:C161カプ・レヒレのハイドロポンプZ確定耐え
S:準速キノガッサ抜き抜き抜き抜き、最速テッカグヤ抜き抜き
というふうになります。
調整は主にランドロスを意識し、これでほぼすべてのランドロスに勝てるようになります。また、挑発を合わせてカバルドンも完封できますので、メジャーな地面タイプに強く、対地面においてはかなりの高性能となります。本来の対水というのも、の水Z、の変幻自在冷凍ビームを耐えるので、達成できているといえるでしょう。
また、クッションとして使うだけではなく、そこそこのタイマン性能を誇ります。使用率トップで例を挙げるなら、以下のポケモン
場合によっては
には何かしら役割を持てます。
そして見ていただいたら分かると思いますが、とは全く別の対応範囲になります。なので、クッションという役割で考えると、対炎、鋼を重視し、特性いかくを用いて相手の攻撃を受けきるならあちら、対水、地面を重視し、一致ボルトチェンジと高火力のサブウエポンで攻めるならこちら、という風にパーティに応じて使い分けることができます。
○相性のいい味方
バトンのならびで有名ですが、馬車そのものを通していくパーティでも補完がよく、
馬車が不得手な
あたりに対して強く出れます。一応火力もある程度あるので、バトン先にならないことはないです(役割が違いますが)。
相性補完が素晴らしく、この型本来のクッション性能が一番活かせます。
○最後に
と比べて耐久はやや足りないものがありますが、クッションとしての役割を堅実に果たす上に、+@の仕事もしっかりとできる非常に強力なポケモンなので、皆さんも使ってみてください。
長くなりましたが、以上です。ここまで読んでいただきありがとうございました。
ではまた。