【単体考察】木の実ガオガエン
こんにちは。木の実大好き、ナマコです。今回はいかくガオガエンが解禁されたということで、考察してみました。前回の記事を踏まえたものになっているので、まだご覧になっていない方はそちらを先に見てください。
リンク↓
http://namakosan80.hatenadiary.jp/entry/2018/02/27/192216
○なぜ木の実を食べる二足歩行の猫を考察したのか
ガオガエンは、サンムーンから登場したポケモンで、H95-B90-D90というそこそこの耐久、優秀なタイプ、そして猫だまし+とんぼがえりというコンボから、主にダブルで使われるポケモン(らしい)です。特にサーナイトとの相性補完が素晴らしく、サナガエンという組み合わせとして有名(らしい)です(友人談)。しかし、足が遅かったり、火力が足りなかったりと、シングルでは使われることは少ないポケモンでした。
しかし、夢特性であるいかくが解禁されたことで、サイクル下でのクッション、そして物理受けとしてなかなか旨味のある性能が出せそうだったので、今回考察するに至りました。
○調整など
のんき いかく
200(236)-144(68)-149(204)-x-110-72
フレアドライブ、じしん、とんぼがえり、鬼火
H:4n
A:あまり、ステロ込みじしんで198-129ヒードランが確定一発
B:A156ミミッキュの+1ぽかぼかフレンドタイム確定耐え、木の実発動してからその後の+1じゃれつく確定耐え(前記事の②の条件)
A197霊獣ランドロスのいかくなしじしんで木の実発動、同216じしんいかくなしで確定耐え
A197メガメタグロスの-1やけど状態じしんが木の実込みで乱数8発(めっちゃ硬い)
S:ミラーでの後攻蜻蛉返り意識で下降補正
あくまでもまだプロトタイプなのでなんとも言えませんが、前回のクッションに必要な条件を考えるなら、こんな感じになると思います。技はコンセプトの蜻蛉返り、メインウエポンのフレアドライブ、相手の展開を阻害できる鬼火、あとはあったら便利なじしんとしました。
○ならではの良さ
クッションを考察するのに一番意識しなければならいのは、との差別化です。というか結局全部の方がよかったら、この記事は書いていません。
ランドロスとガオガエンの大きな差別点は、対
と、そして高い起点回避性能です。
は比較的鋼タイプに強いとはいえ、対に関していえば、冷凍パンチを考えると受けは成立しづらいです。しかし、の場合、四倍弱点がないため、グロスみたいな数値自体はそこまで高くないが、広い技範囲を持ったポケモンに強いです。交代際にじしんが打たれたとしても、フレアドライブの反動を考えても木の実込みで大体三回耐えるので、後出しから役割が持てます。また、相手がメガしていなくていかくが効かない状態でも、後述の鬼火を用いると安全に受けることが可能です。
次に、対に関してです。の役割対象の一体ですが、は物理型も特殊型も存在するので、たとえばHDだと剣舞鋼Zで崩されてしまったり、HBであってもシャドーボールZで倒されてしまったりと、安定しません。しかし、は悪炎というタイプから、タイプ受けが可能になり、比較的どんな型であったとしても後だしができます。また、に対する性能を見越して、キングシールドでの択を回避するため、そしてやに対する打点としてじしんを採用しました。
また、鬼火を採用することで、多くの物理ポケモンの積みを阻止したり、機能停止にできたりできます(前記事の③の条件)。このポケモンはなどには簡単に起点にされるので、鬼火は起点回避の技としても、裏のエースの起点作りの技としても、非常に優秀です。も岩石封じという起点回避技を覚えますが、鬼火の方が相手にかかる負担が段違いなので、大きな差別点と言っていいと思います。(はみがわり持っているので素直に裏に任せましょう)
というか上の調整の項目を見ていただけるとわかると思いますが、鬼火を入れるとアホみたいに固くなり、物理受けとしての側面がさらに強化されるので、必須級の技です。
○相性のいい味方(エース)
相性補完が非常に良く(①の条件)、マンダによく後投げされるに強いです。さらに、鬼火を入れるとの氷のキバをいかくなしでみがわりが耐えたり、特化の岩石封じを耐えたりするので、マンダが起点にできる範囲がさらに広くなります。
↑のマンダのところを見てもわかると思いますが、テテフの苦手な鋼タイプ、特に
の両方に対して安定して後投げができるのは、唯一無二の持ち味です。
以上拙い内容でしたが、このいかくガオガエンというポケモンにはかなり注目しています。なかなか癖のあるポケモンだと感じましたが、これからもますます考察が進んでいくポケモンだとも思うので、楽しみに待ちたいですね。
長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
ではまた。